FIM Enel MotoE ワールドカップは、電動バイク(EV車両)によって行われるオートバイロードレース でMotoGPのサポートレースとして開催されている。
MotoEとは
全車同一のパワーユニット(永久磁石シンクロナスモーター)を搭載したマシンでの争い。
全車統一と言う事で、各チーム車両のパワー差はほとんどなく、接近戦がとにかく見ものになっています。
昨年はMoto2に参戦していたドミニケ・エガーターを初め世界選手権で活躍していた選手も多く、2021年のチャンピオンはMoto2経験のあるジョルディ・トーレスが獲得した。
MotoE 車両
- モーター: 永久磁石シンクロナスモーター(オイル冷却)
- 最高出力: 110 kW (147 hp/cv)
- 加速: 0-60 mph in three seconds
- 最高速度: 250 km/h (155 mph)
- トルク: 147.5 lb.-ft. (5,000 rpm)
- フレーム: 鉄製トラスフレーム
- スイングアーム: 鋳造アルミニウム
- ホイール: 鍛造アルミニウム
- スロットル: ライドバイワイヤ方式
- バッテリー: 高電圧リチウムイオン
- 充電: CCS(総合充電システム)準拠の直流急速充電ステーションを使用した場合、約20分で0から80パーセント程度まで充電可能。交流普通充電も可能
2023年からドゥカティのMotoEレーサーも参戦予定のようなので、どんどん盛り上がっているカテゴリーの一つと注目を集めています。
面白そうです!
MotoEワールドカップ2022
Moto-E開催日程
スペイン ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト 4月30日~5月1日
フランス ル・マン-ブガッティ・サーキット 5月14~15日
イタリア ムジェロ・サーキット 5月28~29日
オランダ TT・サーキット・アッセン 6月25~26日
フィンランド キュミリング 7月9~10日
オーストリア レッドブル・リンク 8月20~21日
サンマリノ ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ 9月3~4日
参加選手&チーム
2022年FIM Enel MotoE World Cup(MotoE)エントリーリスト(18台)
4 エクトル・ガルソ Tech 3 E-Racing エネルジカ
6 マリア・エレーラ Openbank Aspar Team エネルジカ
7 ニッコロ・カネパ WithU GRT RNF MotoE Team エネルジカ
11 マッテオ・フェラーリ Felo Gresini MotoE エネルジカ
12 シャビ・フォレス O CTO Pramac MotoE エネルジカ
17 アレックス・エスクリチ Tech 3 E-Racing エネルジカ
18 チャビエル・カルデルス Avintia Esponsorama Racing エネルジカ
21 ケビン・ザンノーニ Ongetta SIC58 Squadracorse エネルジカ
27 マティア・カサディ Pons Racing 40 エネルジカ
34 ケビン・マンフレディ OCTO Pramac MotoE エネルジカ
38 ブラッドリー・スミス WithU GRT RNF MotoE Team エネルジカ
40 ジョルディ・トーレス Pons Racing 40 エネルジカ
51 エリック・グラナド LCR E-Team エネルジカ
70 マルク・アルコバ Openbank Aspar Team エネルジカ
71 ミゲール・ポンス LCR E-Team エネルジカ
72 アレッシオ・フィネッロ Felo Gresini MotoE エネルジカ
77 ドミニク・エガーター Dynavolt Intact GP MotoE エネルジカ
78 大久保光 Avant Ajo MotoE エネルジカ
MotoEワールドカップ2022には日本人選手でレーシングライダー大久保光選手が参戦しています。
2戦目は第一レース6位、第二レースは5位と言う成績でこれからの活躍も見ものです。
同じサーキットで2レース行われることもありますが、パワー差が無いマシンなので、その日のセットをどんな方向性でするかも大きな見どころだと思います。
今後もこのサイトで「MotoEワールドカップ」の情報を書いていこうと思います。
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