現在は「ロシアとウクライナの紛争で、輸入品が入ってくるのが困難だ!」と言う報道が。
そうだよな。と思ってみていると明太子や漬物の企業の人がインタビューで答えていた。
??そこは国産じゃないの??
食品の産地は実は
商品のラベルを見るとお刺身などの生鮮品は「産地」が記載されている事が多いですよね。
それを見て選ぶことも多々あると思います。
反対に明太子やお漬物などの加工食品は原料の表示は必要ですが、それがどこの産地かまでの記載はありません。
逆に言うと「原料はすべて海外の物だが、国内で加工すると産地表示は記載しなくてもいい」と言う事。
例えば、海外から輸入した材料を、日本で加工すると「○○○食品」だけが目に入り「国産なのかな」と勘違いしてしまいます。
ちなみにコンビニやスーパー、ファーストフードなどで売っている食品の90%以上は海外から輸入した材料で出来ていると言います。
実際日本は食品関係の大半を輸入に頼っていますので「消費」と言う面から見るとそうなることは必然なんだと思います。
輸入に頼っている日本は弱い
食は人が生きていくためには、絶対必要な物になってきます。
地方に行くと、畑や田んぼを持っている家庭が多く、野菜などはほとんどまかなえると言う家庭は多いのですが、大都市の家庭はスーパーやコンビニ、通販などで購入するしか方法はありません。
もしスーパーや小売店など日本の販売店が無くなった時に、自給自足できる家庭は1%程だと言います。
「輸入が出来ない」と慌てるのも納得です。
この問題は大きく、輸入を盾に外商してくる国は多く「これを買うならこれも買わないと輸出出来ないな」と言う事になった結果が現在に至っています。
結果どうなったかと言うと、輸入でだぶつく製品を売るために国内生産を減少させました。
その代表が「減反政策」ですね。
日本と言う国は後戻りが出来ない状態になってしまいました。
今後の日本の行方は
今後の日本は変わって行くのか?と言うと結論から言って「変わりません」
この状態普通の状態になっている日本は、輸入に頼っていますので弱い立場です。
価格は輸入先の国の言いなりになるしかないのです。
「高いから他から買うよ」と言う状況になぜならないかと言うと、抱き合わせで買わされた輸入品を消費するために行動した結果「それがないと成り立たない社会」に成長してしまったからなのです。
一つをやめる!と言うと他の輸入もストップされてしまいかねません。
その結果「高くなるけど必要」となった結果、代償を払うのは「消費者」と言ういつもの形になっていくのです。
なら自給に近づいたらと思いますが「いまさら農業はできない」と言う人はほとんどだと思います。
しかし、最終的には「必要になってくる手段の一つ」とみんなが認識する時代か来る予感がします。
それがいつなのかわかりませんが、目の前にきているのに実は「気付いていないだけ」なのかもしれません。
自家製の野菜は「とてもおいしい」ですよ!
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