ウクライナへの軍事的進行が問題視されているロシアですが、宇宙開発的には重要な位置に存在しています。
地球を回るのISS(国際宇宙ステーション)には各国の宇宙飛行士が派遣されています。
ここには人権問題は皆無なようにも思えます。
世界の縮図 国際宇宙ステーション(ISS)
宇宙空間での実験を主に考え、NASA(米国)、ロスコスモス(ロシア)、JAXA(日本)、ESA(ヨーロッパ)、CSA(カナダ)の5つの宇宙機関が参加する多国籍共同プロジェクトで建設されました。
50回以上の建設資材を宇宙空間に運び、現在は体積1,200立方メートル、重量419トンのも及ぶ国際宇宙ステーションと言う地球を高速で周回する建築物になっています。
ロシアもアメリカも別々にプロジェクトを進めていましたが、1991年末のソビエト連邦の崩壊による混乱と財政難で、ミールは宇宙空間で劣化しはじめ、アメリカは宇宙ステーションフリーダムとミール(ミール2)を統合する計画を持ちかけたが、ロシアは新しいモジュール「ザーリャ」他を打ち上げる意欲を示した為、完全な新型宇宙ステーションとしてISS計画が開始されました。
ISS計画でもロシアの身勝手な発言力が非常に大きくなつつあるといいます。
地上では侵攻 宇宙では?
地上ではロシアのウクライナ侵攻が大きなニュースになっていますが、ISSは主にロシアと米国の多くののモジュール(構成パーツ)から構成されている為に、この事態は今後ロシアが協力を拒否する影響は大きいと言われています。
地上から約400キロ上空を周回するISS
ロシアの勢力は地上だけでなく、宇宙にも影響を及ぼしかねないのです。
その事態の結末は、いったいどうなってしまうんでしょうか?
コメント